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フラット35が最低金利を更新| 実質で考えるとさらに凄いことに

長期固定金利の住宅ローンであるフラット35が、2003年のスタート以来の最低金利を更新したのだそうです。時事通信が伝えています。1

ちなみに、具体的にどの程度の金利になったかというと、次のようだとか。

最も多くの金融機関が3月に適用する金利は、21年以上35年以下が1.74%、15年以上20年以下が1.48%。フラット35の金利は指標となる10年物国債の金利動向を反映している。

ちなみに、これを書いている時点の直近の国債の金利は、財務相のサイトによると次のようになっています。

  • 10年:0.589
  • 20年:1.450
  • 25年:1.579

これを見ると分かるように、ローン返済期間の国債の金利と大体同じくらいの水準で借りられることが分かります。つまり信用のない個人が、国がお金を借りるのと大体同じ水準で借りられると言うことです。これは、かなり有利な感じがしますね。

まあ、お金を返すタイミングの違いを考えれば、もちろん国債ほど有利な条件ではないのですけどね。

国債は償還のタイミングで一斉に返済されます。しかし住宅ローンは、借り入れている期間の間で徐々に返済されます。最終的な完済のタイミングが同じでも、実質的な借入れ期間としては国債の方が長いのです。

ただ、その点を考慮しても、やっぱり安いですけどね。

実質で考えるとさらに安い

ちなみに、金利を実質で考えると、さらに安い金利で借りられると考えられます。なぜなら、ここ数ヶ月はコアコアで見た消費者物価指数もプラスに転じてきました。

ということは、実質金利で考えれば、さらに借入れの金利が下がったと考えられます。これは住宅を買うためにローンを組むには、とても良いタイミングだと言うことでしょう。

ただ残念なことに、消費税が上がるんですよね。そのマイナスがあるので、今後しばらくは、実質的には買いにくくなるのかな。

思い込みによる誤解

ちなみに、このニュースを伝えるYahoo!ニュースのコメント欄に、次のようなコメントがありました。比較的評価を受けているコメントのようで、多くの賛同票が入っていました。

金利は全く上がらない。
貸す金はジャブジャブなのに、借りたい人は誰もいない。
不景気だという良い証拠だ。

「景気回復してるから増税」
とか、ほんと馬鹿じゃない?

増税は私自身も良くないと思います。でも、「貸す金はジャブジャブなのに、借りたい人は誰もいない」と言う部分は、実は全くのデタラメです。日銀の黒田総裁の会見によると、銀行の貸出残高は増えているようなのです。2

一般の人がコメントするニュースのコメント欄なんて、酷いものですね。意図的なものかどうかは別にして、平気で間違ったことが書かれています。注意が必要です。

また、思い込みによる誤解は、私達自身も気をつけないといけません。判断を誤りますからね。お金に関する判断をするときには、可能な限り数字の裏を取りたいものです。


  1. 過去最低金利を更新=フラット35(時事通信)2014年3月4日 []
  2. 異次元緩和「極めて効果的」=岩田日銀副総裁(ロイター)2014年2月28日 []

一生もののお金の知識を身につけよう!

お金の知識は、すべての人に必要な知識です。しかも、一生ものなんです。

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そんな人におすすめなのが、ファイナンシャル・プランナーの知識です。FPと言われてるやつですね。

とりあえず、ファイナンシャル・プランニング技能検定の3級レベルの知識だけでも身につけておくと、日常生活でもかなり役に立ちます。わざわざ資格を取る必要は無いと思いますけどね。

率直に言って、これだけで十分とは言えません。でも、知らないよりはずっと合理的な判断ができるはずです。

ちなみに、ゼミネットというサイトを使うと、9,000円で20時間分の講義動画を繰り返し見ることが可能です。とりあえず、お金の知識を身につけたい人は、ぜひ使ってみてください。

あ、もちろん、興味があれば資格にチャレンジしてみるのも悪くないと思います。3級なら特に受験資格も必要ありませんし。

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