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持ち家志向って強いんだね| 損得の問題じゃなくて価値観の問題なのだろう

先日、土地白書と言う白書が閣議決定されたそうです。その白書によると、8割弱の人が土地も建物も所有したいと考えているようです。これって、マンションも含むのかな?

このニュースを見たときに、率直に言って、ずいぶんたくさんの人が持ち家を希望しているのだと感じました。都会暮らしをしていると、日本人の8割が持ち家派だなんて、にわかには信じられません。まあ、地方に住んでいる人まで含めれば持ち家派が増えるのかもしれませんけどね。

8割弱と言う数字はかなりのものです。しかしながら、これでも以前に比べれば減っているとの事です。8割を切ったのは12年ぶりなのだとか。

改めて、日本人の持ち家志向に驚かされました。

「持ち家」志向、7割台に低下 平成25年版「土地白書」で意識調査(産経新聞)

合理性だけではないのでしょうね

持ち家と賃貸のどちらが有利かというのは、よく取り上げられるテーマです。ただ、経済的な面だけで考えれば、どちらが有利とは簡単に言えないでしょう。

何故断言するのが難しいかというと、持ち家の場合も賃貸の場合も、それぞれにメリットとデメリットがあるのです。それゆえに、単純比較が難しいわけです。

一般的に言うと持ち家の方が、一生涯で見た金銭的な支出は小さくなるケースが多いでしょう。ですから、単純計算してコストが安い事を根拠に持ち家の方が有利と言う人がいるわけです。

しかしその反面、その分色々なリスクを背負うことになるからです。一番分かりやすいのが住宅ローンですよね。火災や自然災害のリスクも忘れてはいけません。

ローン支払い中に自然災害などで家に住めなくなったなんて、悲劇以外のなにものでもありません。最初の住宅ローンを抱えたままもう一軒家を建てるなんて、不可能な人が多いでしょう。

住宅ローンがらみで言うと、ローン返済中に夫が長期の入院をするようなケースもリスクと言えるでしょう。あるいは、夫のリストラも心配ですよね。こうなってしまうと、返済が滞りマイホームを手放す可能性も大きくなります。

持ち家にする場合には、こうしたリスクも背負うことになるわけです。

また賃貸の場合は、移動が楽だというメリットもあります。持ち家を買った後に仕事の都合で引越しなんていうのも、全く無い話ではありませんよね。

このように、賃貸が有利なのか持ち家が有利なのかは、簡単に決めることはできないわけです。また、金融的に考えると、リスクまで含めれば全体で有利不利は無いはずと言う結論になるそうです。

本人の価値観が影響するのでしょう

ですから、ここまで持ち家派が優勢なのを見えると、合理性だけで判断していないことがよくわかります。持ち家を持つと言うこと自体が、価値があると考えられているのでしょうね。

確かに以前は、持ち家を持つことができて一人前と言う風潮がありました。そのころの感覚でいる人も多いのでしょう。

東日本大震災の影響で、持ち家志向の人も減るのかと思っていたのですけどね。住宅ローンを払い終わっていないのに家を失った人の映像も、何度も紹介されましたし。

しかし、あれだけのことがあっても、大幅に変化があったわけではなさそうですね。持ち家信仰は相当根強いもののようです。

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