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ユニクロが香港に上場するのはなぜ?│ 中国での知名度アップくらいしか思い浮かばないよ

ユニクロが香港に上場するのはなぜ?

香港の株式市場で、ユニクロが上場を検討しているようです。でもこの上場、ちょっと不思議です。わざわざ上場する目的が、わかりにくいのです。

このページでは、私が疑問に思っていることを整理してお伝えしたいと思います。今後の報道で、ブラックボックスだった部分が、明らかになるのかもしれません。

まあ、状況が変わって、香港への上場自体が流れる可能性もありますけどね。

資金調達しないのに上場するの?

ユニクロといえば、当然ですが、ファーストリテイリングの100%子会社です。それを上場するということは、ファーストリテイリングがユニクロ株のすべてを持つわけではなくなるわけです。わざわざそんなことをする理由が、いまひとつわかりません。これが最初の疑問です。

一般的に株式の上場は、資金集めの目的で行われます。会社の一部を他人に譲ることで、会社を経営するための資金を得るというのが、株式の本来姿です。

しかし、時事通信の記事によると、今回のケースでは、資金集めは行わないということです。

同紙によると、上場方式は未定だが、ユニクロは今のところ、資金調達をしない方式を希望。

■ ユニクロ、香港上場か=「年内の計画」と地元紙(時事通信)

お金を集める気が無いのに上場するなんて、一般的には考えにくいことです。そもそも、そんなことが可能なのかどうかすら良くわかりません。だって株式を誰かに売ったら、当然のようにお金は入ってくるからです。

なにか特別なやり方でもあるのでしょうか。?

また、業績好調のファーストリテイリングが、資金調達を必要なのかという疑問もあります。

なぜ香港かも疑問

もう一つ疑問なのが、なぜ香港に上場するかです。日本の株式市場ではなく、わざわざ香港を選ぶ理由はなにかあるのでしょうか。

一つ考えられるとしたら、香港に上場することで、中国での知名度と会社の信頼のアップを目指したいということくらいでしょうか。

当然ですが、上場することでニュースになりますから、会社としての知名度は上がります。また、株価情報なども定期的に新聞に載るでしょうから、その意味でも多少の広告効果はありそうです。

また一般的に、上場企業は非上場の企業よりも信頼が高いものと考えられます。なぜかというと、株式市場に上場するには、それなりの財務的な健全性が求められるからです。そういう基準をクリアしていると判断されれば、プラスの要素にはなるでしょう。

ただ、これだけの理由でわざわざ上場するのだろうかというのが、私の率直な疑問です。株式市場に上場すると、それなりにコストもかかりますからね。それに見合うメリットがあるのかどうか。正直、良くわかりません。

香港に上場することに反発も

ちなみに、ユニクロが香港に上場することに関しては、反発もあるようです。

ユニクロと言えば、尖閣問題のデモが中国で頻発している時期に問題になりましたよね。「尖閣諸島は中国固有の領土であることを支持する」という掲示を店頭にしたことが伝えられています。

また、ファーストリテイリングの柳井社長は、中国とのスタンスについて、気になる発言をしています。具体的には、「中国を切ってしまえば、日本の『老衰』は早まるだけです」などと言っているのです。さらには、尖閣問題で悪いのは日本政府という趣旨の発言もしているようですね。

こうした動きがあった上での香港に上場を検討しているという報道です。一部の人が反感を持つのは避けられない話でしょう。もっとも、こうした反発がどの程度強いのかはわかりませんけどね。

まあ、ファーストリテイリングの現状を考えると、こうした発言が出ることは無理からぬところかもしれません。というのも、この会社のビジネスモデルは、はなから中国なしでは成り立たないものだからです。

一見好調そうに見えるtユニクロですが、潜在的には大きな問題を抱えているのかもしれませんね。そして、今回の香港上場報道も、そうしたところから来ているのかもしれません。

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