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年収500万円以上を希望する女性が6割以上│ 現実を見ないと結婚なんて出来ないよ

結婚相手紹介サービスの「ノッツェ」が「婚活男女の金銭感覚」というテーマでアンケート調査を行なったそうです。その調査によると、女性の63%が男性に500万円以上の収入を希望しているのだとか。

婚活男女の金銭感覚調査 – 女性の6割は男性に年収500万円以上を希望(マイナビニュース)

調査対象の年齢層がわからないので、コメントし辛い部分はあります。でも、一般的に言うと、婚活をする女性は20代から30代前半の人が多いですよね。同世代の男性と結婚する事を考えている人が多いでしょうから、30歳前後の男性にそのくらいの年収を求めているということになります。

こういう回答をする人って、本当に結婚する気があるのでしょうか?ちょっと疑問に思ってしまいます。日本人男性の給与の中央値をご存知なのでしょうかねえ。

正確なデータは見つかりませんでしたが、30歳前後の年収の中央値は400万円以下のようです。500万円以上の年収がある人は、全体の3割以下でしょうね。多分。

ちなみに年収の中央値は、例えば、次の記事などが参考になります。

■ 35歳の年収、10年で200万減!? ボクらの未来はどうなるの?(R25)

あつかましい女性ばかりと言う事でしょうか?

相手にそれなりのものを求めるのなら、自分もそれに見合う存在で無いといけませんよね。結婚はある種の契約です。お互いのバランスが悪いと契約自体が成立する可能性が低いですからね。

ということは、自分の事をそんなに高く評価している人が6割もいると言う事でしょうか?だとしたら、自意識過剰の人が多すぎる気がします。結婚なんて最初から無理でしょうね。

おそらくは、必ずしもそんな人ばかりではないのでしょうけどね。日本人男性の給与がどの程度かわからないで、雰囲気で500万円以上と答えているのだと思います。「何となく500万円は欲しい」と言う感じのノリで答えているのでしょう。

平均で考えておかしなことになっているのかも

もう一つ考えられるのが、ニュースなどで伝えられる平均値をもとに考えていると言う可能性です。ニュースなどで伝えられる平均値をもとに考えると、日本人の年収はもっと多そうな気がしますからね。

でも、国民の年収のようなものを考えるときには、平均を使うのは不適当な可能性があります。なぜかと言うと、年収の平均を取ったときに、一部の高額所得者が平均を吊り上げてしまうからです。つまり、年収の平均は標準的な日本人の姿を現していないのです。標準的な姿よりも高めに出る可能性が大きいわけです。

年収のようなものの場合、標準的な国民の姿を知るには、中央値という数字の方が合理的です。中央値というのは、ちょうど真ん中の人の数字のことでね。例えば、25人をサンプルとする調査でしたら、上から数えても下から数えても13番目の人のデータが中央値になります。

しかし、ニュースなどで紹介されるのは、中央値ではなく平均値である事が多いです。人々に馴染み深い平均値を気軽に紹介しているのでしょうね。でも、その事で、間違ったイメージが定着してしまったのかもしれません。

そもそも年収って何

さて、この調査には、もっと根本的な疑問があります。そもそも年収って何なのでしょうか?

実は年収と言うのは、あいまいな言葉です。所得税などを引く前の、会社が支払う給与と賞与の総額を年収を言うのが会計的な意味の「収入」としては一般的でしょう。でも、人によっては、税金やら社会保障を引いた後の数字を「収入」と考える人もいるでしょう。いわゆる手取りですね。世の中には、1年間の手取りの合計を年収と考えている人も少なからずいるようです。

このあたりの意識の統一がなされていたのかどうか、正直なところよくわかりません。

ちなみに、このどちらを採るかで、年収の意味はぜんぜん違ってきます。もし後者を考えているのだとすると、本当に一部の人しか年収500万円なんて達成できません。

調査をするのなら、もっとちゃんとやろうよ

以上のような疑問点やら問題点があり、この調査はいま一つ解釈に困るものです。せっかく調査をするのなら、もう少し有用なものにしていただければと思います。

統計の基礎を学んだ人が一人でも調査に加わっていれば、こんな使えないものにはなっていなかったのでしょうけどね。おそらく、マーケティング関連の部署が、思いつきで調査してみただけのような気がします。正確なところはわかりませんけどね。

あるいは記事にする段階で、記者が大事な部分を削ってしまった可能性も十分にありますけどね。新聞記者の能力もピンキリです。新聞を読んでいても明らかに理解が不十分な人が書いている記事も多いです。

何にしても、結果として目に触れたものは、残念なものでした。

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