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住宅ローンを組んでいる人は、経済動向を注意しましょう

自民党が政権を取り返す事が決まり、早速経済では良い影響が出ているようです。為替は円安に振れ、株価は1万円を回復しました。まだ政権発足前なんですけどね。

株価は経済の先行指標ですから、市場は今後日本経済がよくなると判断しているのでしょう。為替に関しては、日銀改革とセットでの金融緩和を明言していますから、円安に振れるのは当然でしょうね。

さて、安倍政権と言えばインフレターゲットを標榜しています。年2%のインフレを目標にすると明言していますよね。金融緩和はインフレ目標を達成する為の手段です。

実際にインフレターゲットが上手くいくかはどうかはわかりません。でも、物価上昇の可能性は否定できませんよね。少なくとも、そうしたいという強い意向を持っているのは確実です。

物価が上がれば金利も上がる

実はこれは、住宅ローンを組んでいる人には大問題です。なぜかと言うと、物価の上昇は金利の上昇に直結するからです。

まず影響を受けるのは長期金利です。しかし、これは住宅ローンの変動金利とはそれほど関係がありません。なぜなら、変動金利は通常、短期金利と結びついているからです。ですから、現在のように長期金利がアップしても直接的な影響は無いのです。影響があるとすれば、今後の固定金利の商品でしょう。

しかし長期的にみると、短期金利の上昇につながる可能性も捨て切れませんからね。注意は必要です。特に、景気が回復したあかつきには、現在のようなゼロ金利政策を辞める可能性も大きいでしょう。そうしたら、ローン金利の上昇は避けられないはずです。

仮に住宅ローン金利が物価と同様2%アップしたとすると、家計に与える影響は甚大でしょう。返済が出来ずに自己破産なんて人も増えるかもしれません。そこまでいかなくても、返済額が大幅に増えるのは確実です。固定金利に借り替えることを検討しても良い時期かもしれませんね。

具体的に計算してみよう

ちなみに、金利が2%アップしたらローン返済額がどうなるのか、ちょっと調べてみましょう。

とりあえず、現在の変動金利の利率を年2.5%としておきましょう。これがインフレの影響で、2%増えたとします。借入額を2,000万円として、返済期間を10年としましょう。また、返済方法は元利均等返済とします。

以上のような仮定を置くと、返済総額には次のような差が出ることがわかります。

金利2.5%の場合: 24,004,318円
金利4.5%の場合: 27,539,656円

ちなみに、この計算には住信SBIネット銀行の「住宅ローン – ご返済額試算」というページを使いました。

色々と検討しても良い時期かもしれません

これを見るとわかるように、金利が2%上がることにより返済額には約350万円もの差が出ることがわかります。これはかなりの差だと思って良いですよね。車が買える値段ですから。

もちろん、実際はいきなり2%金利が上がるわけではありません。ですから、ここまで大きな影響は出ないかもしれません。それでも、一定の影響があることは覚悟しないといけないでしょう。

もっと怖いのが、予定していた以上のインフレが起こった場合です。そうなった場合は、返済額がどこまで増えるかはわかりません。もちろん、インフレが起こった場合は給与が増えている可能性もありますけどね。でも、給与のアップはインフレよりも遅れるはずです。

何にしても、変動金利で借りている人は、固定金利への乗換えを検討してみても良いでしょう。特に、今は、金利が低い状態です。借り換えを検討するには良いタイミングだと思われます。

まあ、少なくとも、経済ニュースにはしばらく注目する事をおすすめします。

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