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独身女性の貯蓄額はいくらくらいが妥当?│ 貯蓄ゼロの人が多すぎて何ともコメントできません

独身女性の貯蓄額って、一体どのくらいなのでしょうか。いろいろと調べてみました。

とりあえず、結論としては300万円あたりを目指してみるのがいいような気がします。適切な統計が無いので、300万円という数字にはかなり推論が入ってますけど。

貯金がある人とない人の差が極端すぎて、一般化しづらいようです

独身の女性は、どの程度の預貯金を持っているのが妥当なのでしょうか?興味があったので、ちょっと調べてみました。

ただ結論から言うと、さっぱり分かりませんでした。

まず、独身女性に限った統計というのは、残念ながら見つけられませんでした。ただ、単身世帯の貯蓄に関する統計は見つかったので、これを参考に考えてみることにしました。

ただ、この統計も、率直に言ってあまり役に立たなかったのです。何故かと言うと、貯蓄ゼロの世帯がかなり有るなどしたために、傾向がつかみにくかったです。

まあ、とりあえず、わかったことをご紹介します。多少の参考にはなると思います。

単身世帯の場合、金融資産ゼロの世帯が多い

金融広報中央委員会というところが、単身世帯の金融資産に関する調査を行っています。今回は、そこの平成23年のデータをもとに調べてみました。1

これを見てまず驚いたのは、金融資産を持っていない世帯が大変多いことです。全体の単身世帯のうち、38.7%が金融資産を持ていないのだそうです。

これは、かなり衝撃的な数字ですね。独り暮らしの場合、4割近い世帯が貯金ゼロで生活しているということです。

給料として受け取った分は、全て使ってしまう人が多いのでしょうか?ほとんど自転車操業の状態ですね。

もちろん、単身世帯の場合は、学生も入っているはずです。学生が貯金をしていないのは、自然な事かもしれませんけどね。

それでも、調査対象の中に4割も学生がいるはずはありませんよね。学生の分を差し引いても、かなりの割合で貯蓄ゼロの人たちがいるのでしょう。

つまり、独身の世帯の社会人にも、貯蓄ゼロの人がかなりいるということです。

平均値641万円は大きすぎる気が

この手の調査を見るときに、特に気になるのが平均値でしょう。今回の統計だと、単身世帯の金融資産の平均は641万円なのだそうです。

正直に言って、意外に多いという印象です。というのも今回の調査では、約4割が金融資産ゼロなのです。

その人たちを入れた平均で、641万円はかなり多いという気がするのです。貯蓄ゼロの世帯を抜いたら、簡単に1,000万円を超えそうですね。

これはこれで、実態を表しているとは思えません。普通の若手のビジネスパーソンが、そんなにたくさんの金融資産を持っているはずがありませんからね。

ということで、今回の場合、平均値はあまり参考にならなそうです。

一部の富裕層が平均を引き上げているのでしょう

ちなみに、平均値が大きい理由は、容易に想像できます。一部の富裕層が、平均値を引上げているのです。

今回のサインプルの中には、億単位の資産を持っている人も、少なからず含まれているでしょう。起業家とかだと、そういう人もいますよね。

そこまでいかなくても、例えば、20代後半の医師なら数千万円単位の金融資産を持っていても驚かないでしょう。そういう人たちが、平均を引上げているわけです。

平均値以外に参考になる数字は有るのか?

このように、極端に大きいデータが存在し、平均値が大きくなりすぎるというのは、珍しい事ではありません。下限がゼロで決まっていて、上限が決まっていないようなケースでは、平均値は大きくなる傾向があるのです。

このような平均値の性質は、人を騙すテクニックとしても使われています。例えば、今回の平均値を使って騙すことも可能です。

私が金融機関の営業だったら、平均値を見せて世間はこんなに貯蓄していると煽ることでしょう。貯蓄型の金融商品なら、これで買おうと思う人もいるはずです。

平均給与なども、同じ理屈で誤解している人がいるようですね。一部の高額所得者が平均を引き上げるので、実際には平均を上回れる人の方が圧倒的に少なかったりするのですけど。

ということは、給与の平均値を見せれば、実態以上に給与がいい会社だというイメージを与えることも出来ます。実際には、一部の社員が高額の給与で、ほとんどの社員は薄給なのかもしれません。

よく使われる数字だけに、注意が必要です。

平均値が使えないのであれば、一体どうすればいいのでしょうか。

実は、こういう場合役立つ値があります。中央値というデータを参考にすればいいのです。

中央値を使うという解決方法がある

中央値というのはどういうものかというと、全体の中で真ん中の人のデータの事を言います。例えば、5人の調査対象がいた場合は、上からも下からも3番目にあたる真ん中の人のデータが中央値になります。

ちなみに、今回参考にした調査でも、中央値が発表されています。これをみると、ちょうど真ん中の人の数字がわかります。

ゼロが多すぎて中央値もあてにならない

ただ、今回に関しては、この中央値はあまり役に立たないようです。なぜかというと、金融資産ゼロの人が4割もいるからです。

ゼロの人が4割もいるということは、今回のケースだと、真ん中の人のデータは小さくなりすぎるのです。実際、単身世帯の金融資産の中央値は、60万円とでていました。

平均値が641万円ですから、平均値の1割しかないわけです。つまり、平均だと大きすぎますし、中央値だと小さくなりすぎるのです。

ゼロの人を除いた場合の中央値が役に立ちそう

平均値も中央値も、今回に関しては、いま一つ役に立ちません。ただ、ラッキーな事に、一つ参考になりそうなものもありました。

それは、金融資産ゼロの世帯を除いた場合の中央値です。金融資産ゼロ世帯を除いた場合、単身世帯の金融資産の中央値は370万円なのだそうです。

金融資産ゼロの世帯を全て省いてしまうので、これはちょっと高めにでた数字だと思います。それでも、全体の中央値の60万円というのよりは、参考になりそうですね。

独身の人が貯蓄を考える時には、とりあえずこのあたりを目指してみるといいのでは無いでしょうか。

一つのめどとして、300万円台を目指してみては?

以上のような結果から、独身女性は、300万円を貯蓄の一つのめどとしてみてはいかがでしょうか。もちろん、既にこれ以上貯めている人は、もっと多く貯めるに越した事はありませんけどね。

これから貯めようという人には、一つの目標になると思います。

余談ですが、現在借金がある人は、借金の返済を優先してくださいね。貯蓄よりも借金返済を優先するというのは、基本中の基本です。

借金がある人が貯蓄をしても、あまり意味がありません。


  1. 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 平成23年調査結果 []

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