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中央値について│ 平均値は標準的な日本人の姿を映し出しません

ニュースで紹介される統計データとしては、平均値が用いられる事が多いです。

しかし、平均は誤ったイメージを与えることがあります。
「普通の人=平均」とならないことも多いのです。

統計データにだまされない為には、平均値ではなく中央値もチェックする習慣を身につけましょう。

中央値というのは、全体の中で真ん中のデータという意味です。
例えば5人の人がいた場合は、3番目の人のデータが中央値にあたります。

統計データが発表されるときには、平均値が紹介されるのが一般的でしょう。
しかし、中央値が発表される事も多いです。

例えば、次のような中央値が発表されています。

中央値の例

金融広報中央委員会というところが、2人以上世帯の金融資産に関する調査をしています。
2011年の調査によると、中央値は420万円だということです。

ちなみに、日本には2人以上の世帯が約3,500万世帯あります。
ですから、およそ1750万番目の世帯がの持っている金融資産が420万円ということになります。

このような形で中央値を調べる事で、集団の中での標準的なデータを知ることができます。

平均値は実態を表していない

この手の数字で有名なのは平均値でしょう。
何かの統計が発表される場合、新聞などでは先ず平均値が取り上げられます。

例えば、平均年収やら、平均給与やら、平均寿命といった感じですね。

確かに平均値は頻繁に使われる数字です。
しかし、平均値が常に優れているわけではありません。

例えば上で紹介したような、標準的な日本家庭の資産を知りたい場合などは、中央値の方が有効です。

なぜ平均値がダメな事があるのでしょう。
それは、極端に大きいデータがある場合に、平均値はその数字に引きずられてしまう事があるのです。

例えば日本人の2人以上世帯の金融資産では、まさにこのケースがあてはまります。
2人以上世帯の金融資産の平均は、驚いた事に1,150万円もあるのです。

中央値の3倍近く平均値の方が大きいのです。
全世帯の中の真ん中の世帯よりも、平均は3倍大きくなるとしたら、「平均=標準的な家庭」とは言えないでしょう。

次ページへ続く


■ 次ページ 平均は馴染みがあるからこそ騙されやすい

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