ハリー・ポッターの小説が、電子書籍化されるそうです。1
もちろん、英語圏の話ですけど。
電子化自体はそれほど驚く事ではないでしょう。
大ヒットシリーズが電子化されるというのは、きわめて自然なことです。
ただ今回の電子化は、これまでのものとは大きく違う点があります。
作者のJ.K.ローリング自身のサイトから、直販する形になるのです。
これまでの電子書籍は、アマゾンやアップルなどが仲介する形で販売されてきました。
作者としては、売上に対して印税が入ってきます。
ようするに作者にとっては、紙の出版物の場合と同じ構造だったと言っていいでしょう。
それが、今回の販売では大きく崩れました。
出版に関して、作者が主導権を握る事が可能になったのです。
電子書籍を一冊作るのに、どの程度のコストが掛かるのかは知りません。
それでも、そんなにべらぼうなコストが掛かるということは、考えにくいでしょう。
もともとパソコンで書いているでしょうから、既に電子化されたコンテンツはあるわけです。
そうであれば、一定のファンを持つ作家などは、自分で売るという選択をする可能性は高そうですね。
一方で、電子書籍を売る側からすると、面白くない話でしょうね。
この手の商売は、人気作家の作品が、売上のかなりの部分を占めているはずです。
それを取り上げられたら、経営的には大打撃でしょうから。
日本は全く違う状況だけどね
まあ、今回の動きも、日本には関係無さそうです。
少なくとも、すぐに何かの影響が出るわけではなさそうです。
ハリー・ポッターに関して言えば、当面、日本語版が出ることは無いそうです。
仏、伊、独、スペイン語版は近々出るそうですから、契約上の問題が何かあるのでしょうね。
あるいは、電子書籍が普及していないと判断されたのか。
少なくとも、日本語訳の書籍が出版されているのですから、電子データがどこかにあるはずです。
それでも電子書籍として流通させないのは、何か理由があるのでしょう。
まあ、自らガラパゴスなんて端末を作ってしまう国ですしね。
世界的な流れとズレがあるのはいつもの事です。
そもそも業界関係者は、電子書籍を売ることに熱心には見えません。
紙の本とほとんど値段が変わらないのですから。
当面は電子書籍の時代は着そうに無い気がします。
それでも、そのガラパゴスもほぼ絶滅しています。
日本のガラパゴス化も止まればいいのですけど。
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