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2つの年金番号を持つ人が20万人も│ 運用しにくい仕組みを作った立法機関の不作為じゃないの?

年金番号を2つ持つ人がいるそうです。
この状態を放置すると、年金の給付額が減ってしまう人もいます。

でもこの手の問題って、共通番号制を導入しておけばある程度防げた話だよね。

報道によると、二つの基礎年金番号を持つ人が20万人いるそうです。1
この状態を放置すると、年金額が減らされるなどの不利益があります。

詳しい状態がわからないので何とも言えませんが、年金を受取れない人まででてしまう可能性もあります。

厚労省や市町村の不手際なのか?

最初にこのニュースを目にしたときに、また厚生労働省の不手際かと思いました。
実際、Yahoo!ニュースのコメント欄では、役人バッシングが起こっています。2

まあ、このコメント欄は、ほとんどのニュースでバッシングしていますけどね。
狂犬みたいなものです。

でも冷静に考えると、今回のケースは立法の不作為のような気がしてなりません。
というのも、共通番号制を入れておけば、今回のような事は起きにくかったように思います。

紙ベースで複数の情報をマッチングしてミスが起きないはずがない

今回の件で、お役所がどういう情報共有を行っているのかは知りません。
ただ、いくつかの役所をまたぐ、結構面倒な作業なのは間違いないでしょう。

当時の状況を考えると、おそらく会社から厚生年金の届出が社会保険庁に行っていたはずです。
そして、社会保険庁から市町村にデータが渡っていたのでしょう。

そして、市町村にあがってきた情報が、住民基本台帳と一致しなければ、厚生年金未加入と判断されるわけです。
おそらく、今回発覚したのはこんなところでしょう。

紙台帳の時代にこんなふうにデータをつき合わせていたら、ミスが起こるのも当然でしょう。
会社から入ってくる情報と、役所内の情報を一つずつ紐付けていくのですから。

会社、社会保険庁、市区町村の3ヶ所で、ミスは起き得ます。

なにせ、人の目によるチェックですからね。
見落としとか、書き損じが起こるのが当然なのです。

反対していたのは誰でしたっけ?

もちろん今回の件で、お役所に全く問題がないとはいいません。
しかし、管理しやすいシステムにしておかなかったのは立法の責任の方が大きいのではないかと感じます。

共通番号にしておけば、紙ベースでもデータ照合の処理としては簡単になるはずです。
ミスが起こる確率は、かなり小さくなっていたでしょう。

コンピュータに移行したあとも、名前の振り仮名を間違ったりしてデータが一致しない事は多いはずですよね。
数字をキーとして管理の方が、ミスは少ないはずです。

ところで、共通番号にずっと反対してきた人たちって、誰でしたっけ?


  1. 基礎年金番号、20万人ダブり…受給額減の恐れ
    http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120329-OYT1T00885.htm []
  2. http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20120329-00000055-jij-pol&s=lost_points&o=desc []

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