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世間の評価を見極めるのって難しいんだね

巨人の契約金問題で、読売と朝日が対立しています。
この問題に関しては、そもそも契約金の上限なんて決めるのがおかしいのではないかと、個人的には思っています。

常識的に考えたら、契約金の上限を決めるなんて、談合ですからね。
独占禁止法上、問題ないのかなあと思ってしまいます。

と思ったら、公取委が問題があるという見解を出しているそうですね。

この文書には、上限額の設定が独占禁止法に抵触する恐れがあるという、1994年に公正取引委員会が示した見解も記されていた。

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まあ、そんなことを言い出したら、プロ野球には色々な問題がありそうです。
例えば、ドラフトというのも問題のある制度ですよね。

職業選択の自由を侵害していると考えたら、憲法違反の可能性は十分にあり得ます。
裁判になっていないから、グレーのままですけどね。

ともかく、プロ野球って変なところです。

それでは本題に

まあそれはさておき、今回この件に関連してちょっと気になったことがあります。
それは、ダイヤモンドのウェブ版に掲載された、次の記事です。

目立つのは場外バトル“朝日vs.読売”だけ「巨人契約金報道」が反響を呼ばない理由

相沢光一というライターが書いた記事なのですが、読んでいて「オヤッ」と思うところがありました。

ただし世間が関心を持っているのは両者のバトルの行方であり、争いの発端となったルール違反とされる高額契約金ではない。

つまり、相沢という人は、巨人の違反に世間は無関心だと言いたいようなのです。
でも、本当にそうなのでしょうか?

この問題に限らず、巨人の独善的な態度に怒りを覚える人は多いのではないかと思っています。
取り決め自体の問題点はさておき、取り決めをしておいて全く守らないという事に違和感を感じる人も多いでしょう。

そう考えると、世間の関心をこんなふうに断定していいものなのでしょうか?

意外と世間は怒っている

この疑問の答えは、意外にあっさりと見つかりました。
この記事の最後に、今回の違反が許せるかどうかというアンケートがあったのです。

その結果、45%以上の人が「許せない」と考えていました。
少なくとも、この記事を読んだ人の半数近くが、巨人の違反を許せないと思っているようです。

ということは、ライターは思い込みで書いていたといわれても仕方が無いわけです。
やっぱり、ちょっと軽率な記述だったような気がしますね。

自分の周囲だけを世間と思ってしまうのかなあ

まあ、このライターのような勘違いは、比較的よく起こることでしょう。
自分の周囲の何人かに意見を求め、それが一致するとマジョリティだと思ってしまうのです。

ただ、自分の周りには、比較的同質の人があつまります。
ですからその中で満場一致でも、客観的に見たら偏っている可能性も十分にあります。

最近はネットを使っているのかもしれませんが、ネットの世界も結局は同質の人が集まります。
twitter とか、特にそうですよね。

ネットで受けた印象を世論だと思うと、勘違いする確率は高そうです。

そういえばネットを見ていると、世論調査の結果に不満を持っている人が多いようです。
内閣の支持率が高すぎるとか低すぎるとか騒いで、新聞社のバッシングをしています。

これも似たような感覚なのでしょうね。
ネットを含めた自分の周囲の意見と、調査結果に乖離を感じているのでしょう。

ですから、マスコミが結果を捏造していると思ってしまうのです。

ということで、同じような勘違いは誰にでも十分に起こり得る事のようです。
他山の石として注意する事にしましょう。


  1. 巨人、朝日に抗議文…「球界申し合わせ」曲解
    http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120315-OYT1T00592.htm []

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