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ベーシックインカムは究極のバラマキか?

大阪維新の会は、次期衆院選の公約として維新八策というのを策定しようとしています。
その骨子が公になりました。

その骨子の社会保障制度の中に、「ベーシックインカム(最低生活保障)制度の検討」という項目が掲げられていました。

ベーシックインカムというのは、簡単に言うと、全ての国民に一律にお金を配るというものです。
しかしその代わり、生活保護や失業保険などを同時に廃止したり縮小したりします。

単純に全員にお金を配るわけですから、言ってみれば、究極のバラマキ政策と言えます。
まあ、国がやっている事なんて、多かれ少なかれバラマキですけどね。

さまざまな問題を解決する可能性があるベーシックインカム

この政策の面白いところは、バラマキだからと言って単純に「悪」とは言いにくいところに有ります。
実は、かなりメリットが大きいと考えられるのです。

まず、お金の配分を一律にする事で、公務員の数を大幅に削減する事が可能です。
失業保険や生活保護関連、その他の補助金の一部にかかわる行政機能がなくなるわけですから、かなりの効果が期待できるでしょう。

組織ごとなくしてしまうことが可能なら、かなりの無駄削減につながります。

また、ベーシックインカムが基礎年金の代わりになりますから、年金の問題もかなり解決されます。
基礎年金の問題はクリアになりますし、無念金の心配もいりません。

最低限の収入が保証されることで、起業する人のセーフティーネットともなりうるでしょう。
失敗しても一定の収入があるとなば、チャレンジはしやすくなります。

社会の活性化につながる可能性は期待できます。

配るお金はどこから持ってくるのか

もちろん、ベーシックインカムには、大きな問題があります。
それは、国民全員にお金を配るには、莫大な予算が必要だという事です。

国民一人に毎月5万円配るとなると、日本の人口を1億人として、60兆円もの予算が必要になります。
日本の国家予算が90兆円台ですから、60兆円を出すのは簡単ではありません。

ベーシックインカムを導入すれば、社会保障関係費や地方交付税交付金が大幅に削れます。
それでも、金額はぜんぜん足りないでしょう。

おそらく、所得税や消費税の税率を、そうとう高くしないと難しいのでしょうね。
あとは、特別会計からどれだけお金を引っ張ってこられるかです。

また、公務員の抵抗は、かなり激しいでしょう。
一言で言うと、自分達の仕事を奪う制度ですからね。

その他、この問題に関しては、賛否両論が入り乱れています。
特に、変化を嫌う人の中には、強行に反対する人が多いようです。

ちなみに、賛成派の意見としては、次の記事が参考になります。

http://diamond.jp/articles/-/16251

議論してみるのは面白いと思う

国の仕組みを大きく買える必要がありますから、ベーシックインカムを最終的に実現するのは難しい制度でしょう。
それでも、こういう議論が起こるのは、面白い事だと思います。

国会の現状を見ていると、衆院の選挙制度問題も解決できない有様です。
閉塞感に包まれていると言ってもいい状態ですよね。

大きく変えてくれる人を望むのは無理からぬところです。

ただ、ほんの数年前に、日本人の多くは民主党が政治を大きく変えてくれると信じていました。
それが、今ではあの体たらくです。

同じ事が起きないかは、注意して見張っておく必要がありそうです。

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