投資信託の販売が厳しい状態のようです。
新規に購入する額よりも、解約と償還をあわせた額の方が大きいのだとか。
投資信託は一部の金融機関にとっては主力商品です。
ですから、その影響は小さくないでしょうね。
■ 投資信託の「失速」 株価低迷で魅力が薄れる
http://www.j-cast.com/2011/12/26117187.html
ちなみに、ネット証券にとっては、投資信託の不振はそれほどダメージが無いはずです。
というのも、ネット証券を使って投資信託を買う人はそれほど多くないからです。
http://news.mynavi.jp/news/2011/03/02/074/index.html
では、どの金融機関を使って投資信託を買う人が多いのでしょう。
何と言っても一番シェアが大きいのは銀行です。
販売シェアで見ると、銀行が全体の半分を占めています。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK068433620111213
データがないので推測ですが、銀行についで売上が大きいのは店舗型の証券会社でしょう。
店舗型の証券会社は、子会社の投資信託会社の収入減もあるでしょうから、今の状況は2重に厳しいと考えられます。
ところで最初に紹介した記事では、証券会社の経営へのダメージが大きいと書かれています。
しかし、販売シェアを考えると、この解説はちょっと間違っている可能性が大きそうです。
上で書いたように、客観的に分析してみると、影響が大きいのは銀行と店舗型の証券会社でしょう。
全ての証券会社が影響を受けているようなかかれ方をしていますが、その見方が間違いである事は知っておいていいでしょう。
もっとも、株価の低迷でネット証券も売上に影響を受けているでしょう。
ですから、欧州の金融危機で証券業界全体が厳しいと言うこと自体は間違っていないですけどね。
株価の低迷が投資信託の売り上げ減という説明もちょっと疑問が
記事の間違いついでに書きますが、次の部分もちょっと気になります。
世界的な株価低迷で、商品としての魅力が薄れてきたことが大きい。
現在売れ筋の投資信託は、債券に投資するものが中心です。
ですから、株価の低迷が投信の不振の主因と考えるのはちょっと無理があります。
もちろん、株価低迷が影響がないとは言いません。
しかし、それ以上に、欧州の債券問題などの方が影響としては大きいでしょう。
まあ、j-cast の記事ですからね。
真偽は自分で確認すると言う姿勢で読んだほうがいいかもしれません。
新聞の記事でも微妙なものも多いですけどね。
タグ: ネット証券, 店舗型証券会社, 投資信託, 販売不振, 銀行




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