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TPPが家計に与える影響は?

野田総理がTPPの交渉に参加する事をやっと表明しました。

と言っても、まだ交渉に参加する事が決まった段階です。
日本が最終的にTPPの枠組みに入るのかどうかすらよく分かりません。

慎重派は、一度交渉のテーブルに着けば抜けられない、と言います。
一方の推進派の人たちは、交渉段階なんだから条件が合わなければ離脱は可能、と言っています。

一体どっちが本当なのでしょうか。

それ以上に良く分からないのが、TPPに入ると何が変わるのかと言う点です。
正直、農産物の話ばかりで、そのほかの影響が見えてきません。

その他に聞こえてくる話といえば、混合診療を巡る医療の話くらいでしょうか。
TPPはもっと包括的な話ですから、農業と医療だけではないと思うんですけどね。

まあ、その他の問題は交渉に参加する事で見えてくるでしょう。

農産物の輸入化でどんなメリットがある?

まず、ある程度確実な農産物の輸入自由化について家計の視点から見て見ましょう。

TPPに入ると、原則として、加盟国間の関税が撤廃されます。
私たち庶民の立場からすると、輸入農産物が安くなると言う事です。

これは確実にメリットと言って良いでしょう。

とは言っても、部分的には関税が残るのではないかという意見が強いようです。
どうも政府は、米の関税だけは残したいと考えているようですね。

ということで、まあ、米以外の農産品の輸入関税が撤廃される、と言うあたりで決着しそうです。

さて、TPPの参加国には、オーストラリアおよびアメリカと言う農業国があります。
日本がTPPの枠組みに入る事が正式に決まれば、この両国からの農産物の輸入が増えそうですね。

アメリカ、オーストラリアの農産物と言うと、先ず思い浮かべるのが牛肉でしょう。
後は果物とかが多そうですね。

牛肉に関しては、何が何でも国産牛と言う人が結構いそうです。
そういう人は安い牛肉が入ってきても、買わないのかもしれません。

ちなみに、現在の牛肉の関税は38%です。
ということは、大雑把に考えて、輸入牛肉は4割くらいは安くなる可能性があるということですよね。

そこまで安くなるのなら、国産牛を買っている人も乗り換えたりするのでしょうかねえ?

もっとも、輸入牛肉が安くなれば、国産牛の価格にも影響がでるかもしれません。
そういう意味では、国産牛派も恩恵は受けられるのかもしれません。

既に、現在、輸入牛肉を使っている家庭では、確実に食費に影響がありそうですね。
と言っても、一ヶ月に千円とか2千円程度の差でしょうけど。

こうやって考えると、農産物だけに限れば、びっくりするほど生活が変わると言う事は無さそうに思います。
もちろん、レストランチェーンとかは恩恵が大きいでしょうけどね。

一般の家庭では医療への影響の方が大きい気がする

個人的には、農業よりも医療の方が影響が大きい気がします。
というのも、TPPを機に混合診療が解禁になるかもしれないからです。

現在の医療保険制度では、健康保険の対象となる治療と健康保険の対象外の治療を同時には受けられません。
もし、健康保険の対象外の治療をちょっとでも受けると、保険対象のはずの治療も保険がきかなくなるのです。

つまり、保険対象外の治療を受けると医療費はびっくりするくらい高額になります。

しかし、TPPの決まり方次第では、保健医療と保険対象の医療を併用できるようになるかもしれません。
こういうのを混合診療と言います。

医療関係者の一部は、混合診療の導入に強く反発しています。
過去にも混合診療の導入が議論された事はあるのですが、ことごとく潰されてきました。

個人的には、混合診療の導入は、私たち消費者にとってはメリットが大きいと考えています。
ですから、TPP参加を機に制度が導入されたら大きな変化になりそうな気がします。

まあ、最終的にどうなるかは全く分からないですけどね。

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