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円高のマイナス面を見せ付けられた感じだね

円高が進んだときの大きなデメリットの一つが、企業が工場を海外に移転する事だと言われています。
円高のときに日本で生産をすると、生産コストが高くなりすぎるので不利なのです。

例えば、テレビ1台を作るのに5万円かかるとしましょう。
これをドルで考えてみるとどうなるでしょう。

1ドル100円のときなら、1台を500ドルで作る事ができます。
しかし、1ドル80円になってしまうと、1台を作るのに625ドルもかかってしまいます。

この差額の125ドル分は企業の収益を減らすか、販売価格に転嫁しないといけません。
なんにしても、輸出企業にとってはマイナス要因となります。

このように、円高は日本国内に工場を持つ製造業にとっては不利な要因になるわけです。
まあ、実際はここまで単純ではありませんけどね。

このように、円高になると輸出企業は厳しくなります。
そこで、何らかの対策を取らないといけません。

その対策の一つが、生産拠点の海外移転です。
製品を売るところで作ってしまえば、為替の事は気にしなくて済みます。

まあ、分かりやすい理由ですね。

工場を海外に移転させるという事は、日本国内の雇用がその分減るという事です。
また、下請け企業への影響も避けられないでしょう。

このあたりが円高の最大のデメリットでしょう。

円高で生産縮小→人員削減

さて、円高に関連すると思われる、注目すべきニュースがありました。
パナソニックのテレビおよび半導体部門が、人員削減を考えているようなのです。

■ パナソニックが半導体事業の縮小検討 赤字のテレビ事業見直しで
http://www.sankeibiz.jp/business/news/111023/bsb1110231831001-n1.htm

今回のニュースは、海外移転ではなく、パナソニック全体の生産規模の縮小のようです。
なんにしても、円高が影響しているのは間違い無さそうですね。

生産を縮小すれば、当然ですが、下請け企業への影響は避けられません。
円高の悪影響をまざまざと感じさせるニュースではないかと思います。

円高自体は悪いことだけではありませんけどね。

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