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投資信託の業界規模ってそれほど大きくないんだね

投資信託の残高が13ヶ月ぶりに60兆円を割り込んだのだそうです。
9月末の段階で、8月末と比べて4兆円近く残高を減らしているのだとか。

■ 投資信託残高、13か月ぶりに60兆円割れ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111016-OYT1T00563.htm

残高が減った主な原因は、
①国内外の株安
②円高により外貨建て資産の価値の減少

といったあたりのようですね。

特に最近は、海外の債券に投資する投信が人気です。
最近の円高傾向で損をした人は多そうですね。

1兆円前後の規模なんだね

ところで、個人的に興味があったのは、投資信託の残高が約60兆円という部分です。
なぜこの分に興味があるのかというと、この額が分かると、投資信託を扱う金融機関にどの程度お金が落ちるのか推測できるのです。

もう少し詳しく言うと、投資信託を販売する銀行やら証券会社の売り上げと、運用を担当する投資顧問会社の投資信託部分の売り上げの合計がわかります。

投資信託にはいくつかの手数料が発生します。
その中で特に大きいのが、販売手数料と信託報酬の2つです。

この二つが投資信託を扱う金融機関の売り上げです。

投信の販売手数料は販売時に1度だけ取られる手数料です。
そして、信託報酬は日々の運用に対する手数料だと考えるといいでしょう。

現在の平均的な手数料の水準から考えると、投信の残高が全体で60兆円ということなら、手数料はおおよそ1兆円前後と考えられます。

大雑把な話ですけどね。

それほど大きくない気もします

1兆円というとかなり大きな額のようにも思えます。
実際のところはどうなのでしょうか?

正直に言って、額が大きすぎて、ちょっとぴんとこない部分はありますよね。
そこで、別のものと比較してみましょう。

例えば、メガバンクは数兆円の売り上げがあります。
あるいは、トヨタ自動車は1社で20兆円の売上(連結)があります。

こう考えると、業界全体で1兆円となると、実はそれほどたいした額ではありません。
メガバンク1行の売上高にすら及ばないのですから。

金融の自由化で、投資信託の販売には銀行なども参入し、競争が激化しています。
ただ、全体のパイとしてはまだこれからという規模のようですね。

ただ、現在の金融機関の販売姿勢を見ていると、投資信託という商品の今後にはちょっと疑問があります。
もしかしたら、この程度で頭打ちなのかもしれません。

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