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貧しい同士が結婚する方が、理にかなっていると思うけどね

男性の場合300万円の年収があるかどうかが、結婚できるかどうかの境目なのだそうです。300万円を堺に、20歳代30歳代の既婚率が大きく違います。

■ 年収300万円が男性の結婚ライン?
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110617-OYT1T00953.htm?from=navr

そして、正社員と非正規社員の間でも、かなりの差があるようです。正社員かどうかで、既婚率が2倍も違うようです。

年収300万円ってどんな人?

このボーダーラインの人の収入はどんな感じなのでしょうか?ちょっと検証してみましょう。

もし年収が300万円未満の30歳前後の男性がいたとしたら、この人は多分正社員じゃない可能性が高いですよね。例えば年収20万円でボーナス30万円が2回出るとすれば、これだけで300万円ですから。よほどやばい企業を除いては、正社員なら年収300万円程度は稼げるでしょう。

と思って統計データなどを確認していたら、必ずしもそうでもないみたいですね。次のサイトでは、33歳の年収を紹介していますが、300万円未満が約10%もいるようです。

■ 30代で1000万円の差が!「33歳の年収格差」実態レポート
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/01/kakusa/kakusa_02.html

しかも、2005年の末の調査みたいだから、景気はそこまで悪くないはずです。一部マスコミが言う「格差が広がっている」という主張を信じれば、今20歳代後半の正社員だと、年収300万円未満が2割とか3割くらいいても不思議じゃないのでしょうか。

そう考えると、結婚するって、意外と厳しいことなのですね。

とりあえず、正社員の多くは年収300万円を超えているが、そうでない人も一定割合いるという理解で良いでしょうか。

非正規の人だと収入はどの程度だろう?

次にボーナスが無い契約社員とかフリーターとかを想定してみましょう。計算を簡単にするために、時給で働いている人を想定します。

300万円を12ヶ月で割ると、ボーナス無しとして、月収25万円です。週休2日とすると、週22日労働なので、1日あたり11,364円稼がないといけません。

ということは、時給1,000円としても1日11時間半は労働する必要があります。普通のフリーターじゃ、ちょっと無理ですね。ダブルワークをしているか、深夜の仕事か、危険な仕事じゃないと、そんなに稼げないでしょう。

もしかしたら短期的にこのくらい稼ぐことは可能かもしれません。でも、これを続けていくのは至難の業だと思われます。

時給が1,500円だとすると、7.6時間労働で何とかなります。これなら、まあ、普通の労働時間ですね。

ということで、契約社員とか事務系の派遣社員なら、年収300万円はクリアできる人も多そうです。といっても、契約社員や派遣社員でも、業種や職種によってかなり賃金が違うようですが。

ですから非正規の人だと、年収300万円が厳しい人も多いだろうと結論付けられそうです。長期の休暇を考慮すると、週平均の労働日数はもっと減りますしね。

この状況から考えると、非正規だと結婚するのはかなり大変そうな気がします。世間のイメージの通りという感じでしょうか。

弱いもの同士が助け合ってはどうだろう?

ところで、経済的に厳しいから結婚できないって、何か変な気がしませんか?個人的には、あまり合理的じゃない気がするんですよね。

以前からの持論なのですが、経済的に豊かでない人たち同士こそ結婚すべきではないかと思うのです。その方が豊かに生きられるはずです。

一人で暮らすよりも経済的には余裕が生まれる

例えば月収20万円同士のカップルでも、2人で働けば40万円です。1人で月20万円で生活するのと2人で40万円で生活するのでは、2人で40万円の方がはるかに楽だと思うのです。

例えば、1人が2人になっても、家賃は1.5倍くらいにしかならないでしょう。食費も無駄が減りますから、1.5倍くらいでおさまりそうです。

さらに水道光熱費なんて、人数が増えても大して変わらないですよね。一つの部屋に1人でいても2人でいても、エアコンの電気代は大差ないでしょうから。

子供を持つとなると、確かに非正規社員カップルの経済力だとちょっと難しいと思います。ここが大きな問題なのは確かです。

でも子供を持たないカップルとか、親の助けが有るようなケースとかなら、十分に生活していくことは可能です。というか、一人で暮らすよりも豊かな暮らしをすることが出来ます。

老後の事を考えても結婚しておく方が良い

これは今の話だけではありません。将来の事を考えても1人より2人の方が暮らしやすいはずです。

例えば公的年金です。非正規雇用だと、公的年金の額1 は、今の物価水準で年額で80万円弱でしょう。2 1人で80万円だけで生活するとなると、かなり厳しいのではないでしょうか。

しかし2人で160万円なら生活していくことは可能です。アルバイトをするなりなんなりして月々数万円程度を稼げれば、十分に暮らしていけるはずですよね。

男が女を養うという仕組みに縛られすぎない方が良いのでは

率直に言って、男性が女性を養うと言うスタイルは、かなり破綻してきているように感じます。稼ぎのある男性を探そうと思っても、以前に比べて大幅に数が減ってきているわけですから。

いい男を探しているうちに結婚できないなんてことも、十分にあり得るわけです。女性が非正規の場合は、そうなったら経済的に悲惨なのは、上で説明した通りです。

ある程度のところで妥協するというのも、必要な選択なのではないでしょうか。もちろん、いつかいい相手に出会えるのではないかと思っていると、中途半端なところで妥協できない気持ちは分からなくはないですけどね。

何にしても、私達個々人も社会システムも、変化を迫られているように思うのです。近い将来、貧しい同士の結婚も増えると思うんだけどなあ。というか、今の段階でも、仮に非正規通しでも結婚した方が幸せになれるのではないかと思うのですけど。

どう思います?


  1. 非正規の話なので、老齢基礎年金の事を考えています。現役時代に非正規でも、老齢厚生年金がもらえるのなら、額はもっと大きくなります。 []
  2. ちなみに、正確には「平成28年4月分からの年金額 780,100円」だそうです。これはあくまで満額の場合ですので、未納があったりするとさらに少なくなります。 []

一生もののお金の知識を身につけよう!

お金の知識は、すべての人に必要な知識です。しかも、一生ものなんです。

でも、難しいのが、何から手を付けたら良いかでしょう。お金の知識と言っても範囲が広すぎるので、どこから始めたら良いか分からないわけです。

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とりあえず、ファイナンシャル・プランニング技能検定の3級レベルの知識だけでも身につけておくと、日常生活でもかなり役に立ちます。わざわざ資格を取る必要は無いと思いますけどね。

率直に言って、これだけで十分とは言えません。でも、知らないよりはずっと合理的な判断ができるはずです。

ちなみに、ゼミネットというサイトを使うと、9,000円で20時間分の講義動画を繰り返し見ることが可能です。とりあえず、お金の知識を身につけたい人は、ぜひ使ってみてください。

あ、もちろん、興味があれば資格にチャレンジしてみるのも悪くないと思います。3級なら特に受験資格も必要ありませんし。

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