節電を頑張っている家庭には景品を出すことになるのだそうです。
経済産業省のアイディアのようです。
…正直に言って、このニュースを見たときに、言葉を失いました。
千円やそこらの景品で釣って、節電なんて実現できるのでしょうか?
きっと何かの冗談だと思って、詳しく読んでみましたが、結構本気で出した案のようです。
■ 節電目標達成の家庭に景品 15%削減でLEDや映画鑑賞券
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110531/trd11053111090004-n1.htm
映画チケットをもらうために節電するかなあ?
15%の節電をしようと思えば、かなりドラスティックに生活スタイルを変える必要があります。
映画チケット1枚をもらうために、そんな努力をする人がどれだけいるのでしょうか。
多分、エアコンの設定温度を2℃とか3℃上げないとだめですよね。
あと、冷蔵庫を二つ持っている家庭なら、小さい方は使わないようにするとか。
テレビもかなり時間を短くしないと、いけないでしょう。
あとなんでしょうね。
家庭の消費電力に関しては、絶対に削れない一線というのは存在します。
暑い時期のエアコンとか、冷蔵庫の使用などは、減らしたくても減らしようがないでしょう。
そして、その二つが電力を特に食っているはずです。
そもそも、電力消費を削る余地は、それほど大きくありません。
ですから、一般家庭で15%削るというのは、本当に大変な努力が要るはずなのです。
その努力を、映画チケット1枚でやれと言われてもねえ。
少なくとも、私だったら、映画チケットではつられません。
もう少しアイディアは考えられなかったのだろうか?
それにしても、こんな苦し紛れのアイディアを出したのは誰なのでしょうか?
もっと、他に、アイディアは出せなかったのかなあ?
電気代のかからない遊び方の提案とか無いのでしょうかねえ?
こんな案しか出てこないと、本気度を疑いたくなってきます。
そして、これに協力した後に待っているのが、電気料金の値上げです。
勘弁して欲しい。
余談ですが
余談ですが、ネットショップなどでは節電をビジネスにつなげようという動きが見られるようです。
例えば、amazon.co.jp では「節電ストア」なるコーナーを作っています。
商魂たくましいです。
ちなみに、私は、そのコーナーで紹介されているサーキュレーターを買いました。
サーキュレーターというのは、空気循環用の扇風機ですね。
これを使うと、エアコンの設定温度が高めでも涼しくなります。
興味がある人はお試しあれ。
値段も高くないですし。
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