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S&P、東電の社債をジャンク債と認定

スタンダード・アンド・プアーズが、東電の社債をジャンク債であると認定しました。

格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は30日、東京電力<9501.T>の長期企業信用格付けを「BBB」から投機的等級の「Bプラス」に5段階引き下げた。

■ 東京電力格下げ、銀行負担の可能性高まる=S&P
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21430220110530

実は、S&Pの場合だと、BB以下の債券はジャンク債に該当します。
ということで、東電の債券が公式(?)にジャンク債と認定されたことになります。

ちなみに、ジャンクというのは、「クズ」という意味です。
ハイリスクな債券の事をジャンク債と呼びます。

ようするに、東電の社債は「クズ」だと認定されたわけです。

日本での典型的なジャンク債

ちなみに、債券関連の書籍です。
興味がある方は、チェックしてみてください。

実は今回の東電の例は、日本では典型的なジャンク債の形と言えそうです。

日本の会社は、最初から格付けが低い社債は発行しない傾向にあります。
つまり、社債を発行するのは、ある程度高い格付けが得られる会社だけに限定されます。

ですから日本には、海外に見られるようなジャンク債市場というのは存在しません。

しかし、日本の社債にジャンク債が全く無いかというと、そういうことでもありません。
社債を発行するときには格付けが高かったものの、経営が悪化してジャンク債になるようなケースは存在するのです。
まさに、今回の東電のようなケースですね。

ですから、今回の東電のケースは、ジャンク債という意味では、典型的な例と言えそうです。

まあ、だからどうということはありませんけど。

東電社債を持っている金融機関は気が気でないでしょう

それにしても、東電の社債を持っている金融機関は、今のところ気が気でないでしょう。
後に撤回しましたが、官房長官が債務免除を求めるという発言をしています。

自分のところにとばっちりが来るのではないかとビクビクしているはずです。
そうすると、その金融機関の株式を持っている株主達も怯えているはずですね。

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