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「年金記録漏れ、照合断念へ」予想通りだから驚きませんけどね

年金記録漏れ問題で、厚生労働省は全件照合する事を断念する方向なのだそうです。
まあ、民主党内の反発やらでどうなるか分かりませんが、おそらく止める方向で進むのでしょう。

この問題は、自民党政権の頃に、正しくない年金記録が多数あるのが見つかったのが発端です。
そして前の衆院選で、民主党この解決を公約としていました。

全件調査し、記録を正しくするという事を言っていたのです。
そして、それが可能だとも。

■ <年金記録漏れ>全件照合、断念へ…厚労省検討
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110526ddm001010014000c.html

ちょっと言い過ぎちゃった感じがするよ

年金問題の対応が、民主党大勝の要因の一つだったのは間違いないでしょう。
年金記録問題は自民党政権時代の問題ですから、悪い自民党を追及する民主党という構図は作りやすかったはずです。

民主党はそれを上手く利用した感じがします。
でも、その解決方法にはちょっと問題があったということでしょう。

そもそも、民主党の計画自体に無理があったのは明らかだったんですよね。

選挙前から、全件調査は現実的では無いといわれていました。
記録がなくなっているので調査のしようが無いという意見もありました。

「いくらコストを掛けても、全件調査する」なんていうのは、どう考えても不合理です。
世論の受けを狙ったのでしょうが、ちょっと大見得を切りすぎたのだと思います。

この件では、自民党に非があるのは明らかだったはずです。
ですから、ここまで大風呂敷を広げなくても世論の支持派集まったはずなんですけどね。

やりすぎてしまった気がします。

まあ、出来もしない事を言ってグダグダになるのは、今回が初めてではないですけどね。

大看板の一つだった国家戦略局とか、結構早い段階で断念しました。
通年国会も実現していませんし、役所に議員を大量に送り込むというのも実現していません。

あと、年金改革も、当初の案から見ると、大幅に後退しているように見えますよね。
本当に、この程度の事では驚かなくなっています。

どう救うかは別途考えないといけない

ただ、年金記録が間違ったままの人に取っては、「断念します」で済まされてはたまったものではありません。

このままだと、自分達に瑕疵は無いのに、一方的に年金を減らされるのです。
そんなことは許しがたいでしょう。

ですから、不公平が生じないように、何らかの別の手段を講じないといけないでしょう。
しかし、そのスキームを作るときにも、また混乱しそうですね。

一応記事では、厚生年金の分に関しては照合するとしています。
さて、この方法でまとまるかどうか。

民主政権はこれ以上支持が落ちないところまで支持が落ちています。
ですから、今回の断念決定が通ったとしても、大きな違いは無いでしょう。

不利益を被るのは、年金額を減らされる国民です。
最低限のラインで、責任は取ってやってもらいたいものです。

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