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計画停電回避は素晴らしいのだけど…

政府が計画停電の打ち切りを発表しました。
夏場は計画停電をしないことにしたようです。

これは、純粋に良いことでしょう。

震災後の政府方針で、一番良いものかもしれません。
日本経済への影響を考えたら、計画停電だけは何としても避けるべきです。

計画停電、今月末打ち切り=夏は家庭も25%節電目標―政府
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110406-00000057-jij-pol

家庭で25%の節電は相当難しい

ただ、細かい部分では、ちょっと疑問点もあります。
特に、一般家庭への取り組みです。

具体的には次の部分です。

小口事業者や一般家庭にも前年比25%カットを目標に節電を求める見通しだ。

一般家庭で昨年より25%減らすって、どうするのでしょうか?

一般家庭で25%って、かなりの数字だと思われます。
おそらく、生活スタイルの大幅な転換を迫られるはずです。

まずは、現状認識の共有が必要

そもそも一般家庭では、それほど細かく電気の使用量を把握していません。
総額としての電気代は把握していても、「1ヶ月でクーラーとして○○ワット時使った」なんて把握はしていないですよね。

ですから、基準もなしに25パーセント減らせと言われても、なかなか対応できるものではありません。

例えば、コンセントをこまめに抜いて、待機電力を減らした家庭があったとします。
こういう家庭では、十分な節電をしているつもりになっているかもしれません。

でも、コンセントを抜いたところで、実際の節電効果はそれほど大きくないはずです。
テレビを見る時間を1日1時間短くした方が、よほど節電の効果は大きいでしょう。

待機電力を減らすのは悪いことではありません。
しかしそれ以上に、日中はテレビを見ないようにした方が意味があるわけです。

こういった事を、効率的に広報していただきたいものです。

また、節電に目標値を設けるのなら、具体的な行動指針も示していただきたいですね。

まずは、一般家庭の夏場の電力使用の実態を示していただきたいと思います。
例えば、冷蔵庫に○○ワット時(△%)、洗濯機に○○ワット時(△%)、エアコンに○○ワット時(△%)…のような形ですね。

どうしたら節電できるのか行動指針の提示を

あるいは、具体的な節電のコツも示して欲しいと思います。

上で挙げたように、「日中はテレビを見ないようにしましょう」なんてのは、その一つです。
あとは、「洗濯機は夜使いましょう」「エアコンを使う部屋は一つにしましょう」といった感じです。

こういう情報を出してくれれば、削減への目安になります。
もちろん、この手の情報は、夏前には出してくると思うのですけどね。

電力料金の値上げなどの強制力がないのなら、かなり上手に広報しないと十分な効果は得られないはずです。
結果的に計画停電を行うなんていう事態だけは、是非とも避けていただきたいものです。

暫定的に値上げをしては如何だろう?

個人的には、電力使用量に応じて、値上げを考えても良いのではないかと思っています。
当然反発はあるでしょうが、計画停電を避ける事を確実にするためには、ぜひ行っていただきたいものです。

何にしても、今回は時間的な余裕があるので、直前になって右往左往というのはやめて欲しいものですね。
さすがに、2ヶ月以上あるので大丈夫だと思うのですが。

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