このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをつぶやくシェア

義援金錬金術?ネットの噂は怖いなあ

東北で起きた大地震以降、色々なところで義援金集めをしている。
それに関して、心が穏やかではない噂を目にした。

その噂とは、「義援金を集めることで、企業は節税ができる」と言うものである。

企業は集めた義援金を「寄付金」として会計処理する。
そうすると、寄付金の控除が使えるので、法人税を減らすことが出来るという理屈である。

寄付金の分控除されるというのは、「寄付金の分だけ利益が少なかった」のと同じ意味を持つ。
利益が少なくなれば、当然、法人税が安くなるわけだ。

まさに、「義援金錬金術」といって良い。

デマですよ

私自身一瞬信じてしまったが、これはデマ。
そんな都合の言い話は、もちろん存在しない。

企業は集めた義援金を収入として計上する必要がある。
だから、その分利益も増える。

結局、義援金として利益が増え、その分を控除される。
ということで、差し引きゼロなのだ。

義援金を集めたり、集めたお金を処理する手間がかかる。
企業としてはその分だけ持ち出しになるのだ。

単純な損得だけで言うと、ちょっと損という事だ。

ネットの噂は、ついつい信じちゃうから怖いね。

全額送られるかどうかと言うのは疑問

上で書いた方法は無理でも、途中でピンはねされる可能性は有るかもしれない。

集めた義援金は、会計上はあくまで収益だ。
それをどれだけ寄付するかは、集めた企業の裁量次第なのだ。

これは法律上は問題が無いはず。
追求されても、経費を差し引いた上で送ったと言えば済んじゃうだろう。

全く寄付がなされなければ、詐欺だからだめだろうけどね。
一部抜くだけなら、問題無しだろう。

控除なんて会計知識を使うよりも、こっちの方が簡単だ。

もっとも、マスメディアでもない限り、一企業が集められる義援金なんてたかが知れている。
ピンはねといっても、金額的にはかわいいものだろうけど。

直接、日本赤十字社へ

自分の義援金を出来るだけ多く届けたければ、日本赤十字へ送るのが確実だろう。
義援金を集めている企業の多くは、そのお金を日本赤十字社に渡しているからだ。

赤十字社に送れば、ワンクッション減る分だけ、確実に届きやすくなる。
途中で引かれるのは、せいぜい振り込み手数料くらいだ。

もしかしたら、最寄の市町村でも義援金を集めているかもしれない。
それでも良いだろう。

日本ユニセフには注意

日本ユニセフという団体があるが、ここはあまり評判がよくないようだ。
ここはユニセフと言う名前は使っているが、国際連合児童基金(ユニセフ)とは直接関係のない民間団体だそうだ。

日本ユニセフに義援金を送っても、全額が寄付にまわるわけではないようだ。
この点は注意したい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%82%BB%E3%83%95#.E6.89.B9.E5.88.A4

全額届かないからと言って、この団体が必ずしも悪いとは言わない。
それでも義援金を送った人としては、釈然としない感じが残るだろう。

それだったら、日本赤十字社の方が良い選択だと思える。

スポンサードリンク

スポンサードリンク


タグ: , ,

このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをつぶやくシェア

関連した記事を読む

コメントは受け付けていません。