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福島原発事故、最後に待っているのは何?結構大変だこりゃ

福島の原発事故は徐々に対応が難しくなっているようだ。
明らかに、良いニュースより、悪いニュースの方が多い。

二転三転する発表や、会見で返答に詰まる姿を見れば、政府および東電が原子炉をコントロールできていないことは明らかだ。
あれを見て不安に感じない人がいるとしたら、よほど心臓が強いか鈍感なのだろう。

ただ、現時点では、政府が発表する、「健康被害の心配はない」という言い方はある程度正しいだろう。
これは報道などで被曝したとされる人も含めてだ。

例えば、次の記事。

■ 防災航空隊員、11人が被曝 健康に問題ないレベル 福井
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110317/fki11031702230000-n1.htm

どの程度被曝したかは数字で測定できる。
そして、そのデータを見ればどの程度の健康被害があるかもわかる。

少なくとも現時点では、非難エリアの外にいる限り、健康被害についてはそれほど心配する必要は無いだろう。
この部分に関しては、政府の発表をある程度信じても良いと思う。

事態が悪くなった場合は酷い事態が訪れるかも

ただ、現在影響がないということは、今後も心配ないということを意味しない。
想定される最悪の事態が訪れれば、日本に住んでいる限り、多かれ少なかれ放射能の影響を受けるのだ。

それも、数十年に渡ってその状態が続くのだ。
チェルノブイリでは、現在でも人体に影響するレベルの放射線をだしている。

もちろん、チェルノブイリほどの災害にはならない可能性は高いと思う。
それでも、何が待っているかは余談が許さない。

必要以上に悲観的になることもないが、根拠のない楽観論もよくないだろう。

ちなみに、海外のメディアを見る限り、「かなりシリアスだがチェルノブイリほどではないという見方」が多いようだ。
例えば、次の記事。

■ 福島第1原発重大局面 「最悪のメルトダウン」で何が起こるのか
http://www.j-cast.com/2011/03/16090610.html?p=all

記事によると、可能性の高い最悪のシナリオはいわゆるメルトダウンだろう。
原子炉が溶けて、放射性物質が外部に出てくる。

こんなことが起きれば、いわゆる健康被害も相当なものになるだろう。

水蒸気爆発が加わると、尚悲惨な事に

メルトダウンが現実のものとなれば、原子力発電所から最低でも数十キロには近づけなくなるようだ。
人によっては、二百キロ以上はなれた首都圏まで非難が必要だと言う人もいる。

■ 福島第1放射能漏れ 専門家の意見
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110316t63019.htm

最悪のケースを述べている人は、放射性物質が爆発などで飛散する事を心配している。
爆発で上空に上がった放射性物質が、風に乗って運ばれると言うシナリオだ。

すなわち、「メルトダウン → 水蒸気爆発 → 風に運ばれ飛散」と言う流れだ。
このケースでは、原子炉から遠く離れていても、局所的に強く汚染される場所が出る可能性がある。

しかし、首都圏までということは、数千万人の人が避難しないといけない。
そして、当然、地震津波の被災地も非難対象になるはずだ。

どう考えたって、そんなことが出来るはずはない。

ということは万が一の事が起きれば、可能な限り屋内に留まるなどの対処を取るのだろうか?
それがどれほどの役に立つのか分からないが。

食への被害もある

広範囲で放射能汚染となると、問題は直接的な健康被害だけではなくなる。
例えば、食べ物への被害も深刻になるのだ。

まず、原子力発電所の近くで作った野菜が汚染される可能性がある。
野菜を食べるのにも、放射能汚染の心配をしないといけなくなるだろう。

さらには、日本近海で取れた魚を食べることすら難しくなるかもしれない。
海水が汚染されれば、それを取り込んだ魚が汚染される可能性もあるからだ。

もちろん、あくまで可能性の話で、必ずこういうことが起こるわけではない。
しかし、全くない話とも言えない状態にはなっているようだ。

ということで、まとめると、次のような感じになる。

・現時点では健康被害を心配する必要はそれほどない
・最悪のケースでは、相当大変なことに

今のレベルで落ち着いてくれる事を祈ろう。

どうなったら解決なの?

テレビや新聞を見ていて、今ひとつよく分からないことがある。
それは、どういう状態になったら、問題解決なのかという点だ。

あるいは、ある程度落ち着くにはどうなるかという説明でも良い。
それすらも明確に語られていない。

私の理解が正しければ、燃料棒が全て水につかる状態が継続できれば、ある程度落ち着いたと言って良いのだろう。
しかし、どうなることで最終的な解決と言えるのかは、正直に言ってよく分からない。

ちなみに次の記事によると、「安定させて、その後廃棄」ということらしい。
やっぱり、安定させた状態で、キープするしかないようだ。

■ これからどうなる福島第1原発 専門家「とにかく冷却を」「核暴走はあり得ない」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110317/dst11031701190005-n1.htm

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