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上海の年金財政は相当きついのか?

上海市では、年金財政に幅な赤字が出ているようです。

■ 上海でも年金危機、毎年赤字100億元、土地譲渡金などで補てん
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110301-00000081-scn-cn

記事によると、「赤字が深刻で、毎年100億元の補てんを必要」ということです。
100億元と言うと、日本円で1,000億円以上です。

上海市が大きいとは言え、毎年1,000億円は馬鹿にならない数字ですね。

そのうえ、年金財政が今後さらに厳しくなるのは、火を見るより明らかです。
なぜなら、一人っ子政策を取っている中国では、高齢化社会は絶対に避けられない未来ですから。

どうやって対処するのでしょうか?

年齢の支給開始を引き上げるのですかな?
あるいは、支給額を減らすのか。

考えられる方法は、この2つだけです。
どっちにしても、国民にとっては負担増だといえます。

ちなみに、支給年齢の引き上げの試みは、既に始まっているようです。
定年年齢を引き上げて、年金の受給開始を遅らせようとしているのです。

■ 高齢化進む上海 年金受給を調整
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/101020/mcb1010200504006-n1.htm

しかし、従業員の同意を必要とするなど、難しい面もありそうです。
仮に同意者が多くても、年金財政の問題を一気に解決するようなものとも言えなさそうですし。

財源不足の問題に関しては、今後、難しい選択が待っていそうですね。

中国と国民皆年金は遠い?

ところで、中国では国民皆年金が実現されていません。
皆年金というのは、国民全員が何らかの年金制度に入る事ですね。

例えば、次のような指摘があります。

有名な経済学者、何清漣さんによると、中国の年金保険制度、つまり養老保険のカバー範囲が狭すぎる点が問題です。カバー範囲は総人口の4分の1未満、つまり農村人口の4分の3と都市人口の3割は保険に入っていません。
http://www.ntdtv.jp/ntdtv_jap/economy/2010-06-25/224025575436.html

3割も無年金者がいるというのは、かなりの数だと言わざるを得ないでしょう。
都市型社会で、無年金者が多数出るとしたら、大変なことですよね。

農村部のような家族の助け合いも期待できないでしょうし。

この点も含めて、どうするつもりなのでしょうねえ?
将来的な社会不安の原因にもなりかねませんね。

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