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日本国債の格付けは、また下げられるのか?

ムーディーズは、日本国債の格付けの見通しを「ネガティブ」に変更しました。
要するに、「まだダウングレードはしないけど、このまま行くと格付けを下げるよ」と警告されたわけです。

別の格付け会社であるスタンダード・アンド・プアーズが、先月一段階の引き下げをしました。
今回の発表は、それに続く、日本国債へのマイナス評価と言うことになります。

■ 日本国債格付け、見通し下げ=財政再建戦略、疑問―ムーディーズ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110222-00000064-jij-bus_all

そもそも、アメリカの格付け会社の言う事をどれだけ信頼して良いのかはよく分かりません。
リーマンショックで彼らの信頼は地に落ちましたから。

それにしても、全く気にしなくて良いというわけでもないでしょう。
どんな人からでも悪く言われたら、多少は気になるものです。

それに、日本国債を持っている人にとっては、直接的な損得に関わる問題です。
簡単に聞き流すと言うわけにもいかないでしょう。

国債残高が問題というよりは

記事によると、ムーディーズの言い分は次のようなものです。

「経済・財政政策が債務の急激な増大を抑制できるほど十分に強固でない可能性がある」などと、菅政権の掲げる財政再建の実現に強い疑問を呈した。今後の情勢を踏まえ引き下げに踏み切る可能性がある。

国債の残高以上に、経済政策自体や実効性に問題があると言うのが、ムーディーズの主張なのでしょう。
あんまりはっきりかけないので、ぼかした書き方をしているものと思われます。

これは、先に発表されたスタンダード・アンド・プアーズの発表と類似したものです。

「民主党政権には債務問題に対する一貫した戦略が欠けている」

こちらの方が直接的な表現を使っていますね。

要するに、民主党政権が頼りないと言っているわけです。
そして、お前ら何にも出来ないだろうと言われているわけです。

日本人としては、自国政府の能力を批判されたわけで、ムッとする内容です。
しかし、現政権を見ていると、何も返す言葉が見つかりません。

右往左往して方向性が定まらないうちは、この状況は改まらないでしょうね。

そもそも格付け会社をどれだけ信頼できるのか?

ただ、ここで問題になるのは、格付け会社が言う事をどれだけ真剣に聞かないといけないかという点でしょう。

はっきり言って、彼らの言うことはあてになりません。
少なくとも、昔ほど信頼はされていないと言っていいでしょう。

そのきっかけは、サブプライムローン問題の発生です。
サブプライムローン問題はアメリカの格付け会社によって引き起こされたとすら言われることがあります。

サブプライムローンを含んだ証券化商品に対し、格付け会社は高い格付けを与えました。
格付け会社を信頼した金融機関は、問題になる証券を大量に買ってしまいました。
このようなプロセスで、その後の金融危機が引き起こされる債券が世に出回ったのです。

この問題以外にも、格付け会社が与える格付けは、中立性に問題があるという指摘があります。
そんな人たちの事をどこまで信頼して良いのかという問題は残ります。

ですから、格付け会社の言う事を真に受けすぎない方が良いかもしれません。
少なくとも、一部の人たちのように、彼らの言葉が神のお告げであるかのように神格化するのは間違っているでしょう。

参考意見程度に聞いておくべきだとは思います。

それでも、民主党政権が頼りないと言う事実は、彼らが言う通りなのですが。

国債を持っている人は、一応注意は必要

日本国債を持っている人は、一応注意はしておいた方が良いかもしれません。

過去の例を見る限り、格付け会社のダウングレードがあっても、国債価格は大きく変動することはありません。
一時的な微調整くらいで済んでしまっています。

ただし、過去の例が今後も常に当てはまると言う保障はありません。
注意しておくに越したことは無いでしょう。

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