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日本企業は競争力を失っていない─マスコミの論調を鵜呑みにするのは危険

日本が韓国や中国に追い抜かれるという最近の風潮があります。それを真っ向から否定する記事を見つけました。

■ 「円高→輸出産業に打撃」はウソだった
http://diamond.jp/articles/-/10583

マスコミが作った変な世論に乗せられないためにも、違う視点からの意見は知っておくべきでしょう。特に、テレビには要注意です。必要以上に悲観的な事を言うのが好きですからね。あの人たち。

あと、中国と韓国を持ち上げるのも大好きです。どこの国のメディアだと思ってしまいます。

ちょっと強引と感じられる部分も

ただ、タイトルが「『円高→輸出産業に打撃』はウソだった」となっているのに、為替に関する議論は微妙ですね。

2002年から2008年の緩やかな円高のときと、最近の急激な円高は状況が全く違います。しかし、その部分に関しては精緻な議論が行われているとは言いにくい気がします。

特に、キャプションの次の一文は、「いくらなんでも…」と言いたくなります。

実は「急激な円高→輸出産業は大きなダメージ」ではなかった!

「ダメージではなかった!」とか言われてもね。

急激な円高だったら、現地の販売価格が上がります。これをダメージにならないはちょっと言いすぎです。値段が上がったら、売れにくくなることまでは否定できませんからね。

それに、あまりの円高だったら、製造業は日本を離れて海外での生産にシフトするでしょう。結果的に日本企業は強いのかもしれませんが、日本の雇用にはマイナス要因ですよね。当然、GDP も減らす方向です。

何だか、色々な議論を混同してしまっている感じがします。

韓国に黒字だから云々と言う議論も微妙だなあ

もう一つ気になるのが次の記述です。

中国はともかく、よくサムソンなど韓国企業は元気で、日本企業は追い上げられてダメだ、という話もあります。では日本は韓国に対して貿易赤字なのか? とんでもない。大幅な貿易黒字です。

さすがにこの記述はちょっと酷いです。日本が韓国に対して黒字なのには、明確な理由があるからです。

韓国の工業製品というのは、日本で作っている高度な部品などが無いと生産することができません。日本から部品を買い集めて、それらを組み合わせて工業製品にしているのです。そして、それらの製品を世界中に輸出しています。

ということは、日本と韓国の関係で、日本が黒字になるのは当然のことなのです。産業構造でも大幅に変わらない限り、この傾向は変わらないでしょう。

こういう状況ですから、そもそも韓国に対して貿易赤字だとか貿易黒字だとか気にする方がおかしいのです。日本の対韓貿易黒字と韓国のキャッチアップは、ぜんぜん別次元の話なのです。

雑というか、結論あり気の議論というか。ちょっと注意が必要ですね。

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