社内失業という立場の人たちがいます。どんな人かというと、正規社員で能力があるにも関わらず、仕事が無いという人たちです。
会社の中で飼い殺しにされている状態と言うことですね。仕事が無いのにも関わらず、首になるわけでもありません。
10人に1人が仕事がない? 『社内失業』著者が語る スキルもやる気もあるのに仕事がない、ボクたちを見つけてくれ!
http://careerzine.jp/article/detail/1542
この問題に関して、色々議論はあるでしょう。個人的に興味があるのは、企業が彼らを解雇できないでいるという点です。
雇用している側から考えると、明らかに余剰人員ということですよね。どう考えたって、早く解雇したいと考えているはずです。それを解雇できないなんて、お金の無駄以外の何ものでもないのはずです。
それでも通常、会社は彼らは解雇できません。なぜかというと、彼らを解雇できないように法律が守っているからです。会社が経営上ヤバイ状態になれば、解雇も出来るのでしょうけどね。経営に重大な問題がない限りは、不当解雇とみなされるでしょう。
はっきり言って仕事が無いのなら、仕事を辞めて何かトレーニングでもした方が良いと思います。会社に毎日行っても、仕事が無いのであれば、キャリアアップなんて望めないでしょうから。
それだったら、セーフティーネットをしっかり準備して、雇用の流動化を促す事を考えた方が良いはずですよね。会社に閉じ込めて置くのは、はっきり言って、人的資源の無駄遣いです。
まあ、労組にべったりの民主政権だとそういう方向には向かわないでしょうね。首を切らないようにすることが目的の人たちですから。
景気回復するのも一つの方法
もう一つの方法が、経済を上昇させることでしょう。景気が良くなれば、人手不足になります。そうすれば、こういう余剰人員も存在しえなくなるはずです。仕事を増やすわけです。
でも民主党政権は、経済成長には興味が内容なんですよね。国民にお金を配ることにしか興味が無い政権ですから。実質的にこの方法も取り得ないでしょう。
行き詰まりを感じますね。
新卒の雇用を阻んでいる原因の一つがこれ
一度正規採用をした社員を解雇しにくいという事情が、新卒の就業を阻んでいるという意見もあります。
一度正規社員として雇用してしまうと、企業は解雇することが出来ません。ということは、不景気になると余剰人員を抱え込むことになってしまいます。
体力の無い企業にとって、余剰人員を抱え込むというのは命取りです。ですから、いつでも解雇できる派遣社員やパートなどの非正規社員を増やしていくのです。非正規を増やしていくわけですね。
菅直人は雇用雇用といっていますが、構造を変えない限り正規社員なんて増えないと思われます。でも、彼らは労組頼りですから何も出来ないのでしょうね。
それに、彼自身も、終身雇用が良いものだと思っているでしょうし。
でも、本当に正規社員を増やしたければ、方向性が違うと思うんですけどね。いくら企業にお願いしても、景気がよくならない限りは雇用なんて望むべくもないのですから。
どうせ先が長いわけじゃないんだから、少しでも良い事をしてキレイに散って欲しいですね。
まあ、そういう美学を持っている人ではなさそうですけど。
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あ、もちろん、興味があれば資格にチャレンジしてみるのも悪くないと思います。3級なら特に受験資格も必要ありませんし。

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