車の保有をやめて節約できるかを考えています。
ここまで、車の購入コスト、駐車場の代金について見てきました。車を保有するコストで次に思い浮かぶものと言えば、ガソリン代でしょうか。その次に自動車保険ですね。
ここでは、まず、ガソリン代について考えてみましょう。
車を持っている人なら、自分の車のガソリン代がどの程度かかるのか、大体把握していることでしょう。1か月あたりのガソリン代が分かっていれば、それを12倍すれば年間のガソリン代は簡単に計算できます。
Contents
車種やライフスタイルでガソリン代はだいぶ違う
ガソリン代に関しては、車種による違いが大きいです。軽自動車やハイブリッドカーならガソリン代はあまりかかりませんし、SUV ならガソリン代も高くつくといった具合ですね。
また、走行距離にも比例するので、車の利用スタイルによっても全然違います。例えば、通勤に車を使うかどうかで、ガソリン代はかなり違うでしょう。
走行距離が長い人がSUV に乗っていたら、ガソリン代はかなりかかりそうですね。逆に軽自動車とか小型車に乗っている人が、週末に少し運転するくらいであればガソリン代はそれ程かかりません。
車をあまり使わない人のガソリン代
ここでは例として、車をそれほど使わない人のガソリン代を計算してみましょう。
なぜかというと、今回の文章では、車を持たない可能性について検討しているからです。車を持たないという検討をするのであれば、通勤などで車を使わない人を想定する方が合理的ですよね。
ということで、走行距離は1日平均10kmとしましょう。普段は近所に買い物程度で、週末に時々遠出をする人だとこのくらいではないでしょうか。
仮に、ガソリン代は1リットル150円としましょう。そして、1リットルあたりの走行距離を10kmとしておきます。セダンタイプだと、この辺りの燃費と言うことが多いでしょう。
この条件で計算すると、年間のガソリン代は54,750円(= 150円 × 365日 )ということになります。あまり厳密に計算しても仕方が無いので、おおよそ5万円と言うことにしておきましょう。
●ガソリン代は年間5万円
それほど車を使わない人という前提で計算したので、それほどはかかりませんね。ただ、通勤通学で車を使う人や、仕事で使う人の場合は、こんなものでは済まないはずです。
原油価格変動の影響は意外と受けないようですね
ちなみに、ガソリンに関しては、原油価格変動の影響はそれ程受けないようですね。
2015年あたりに、原油価格は3分の1近くにまで落ち込みました。しかしガソリン価格は1リットル150円から100円程度になったにすぎません。つまり、原油価格の落ち込み幅に比べると、変化は小さかったと言えます。
国内の人件費の影響や、輸送コストの影響を受けるために、国内の小売りレベルでは原油価格の変化程の影響は受けないのでしょう。まあ、それでも、150円が100円になったら大きな変化ですけどね。
自動車保険の保険料について考えてみよう
ガソリン代と同程度の支出に、自動車保険の保険料があります。次のページでは、自動車保険について考えてみたいと思います。
車の保有をやめるとどのくらい節約できる?【一覧】
◆車の保有をやめることで節約が出来るかも
◆車の購入代金の1年あたりの額を計算しよう
◆年間の駐車場代金を計算しよう
◆年間のガソリン代を計算しよう
◆自動車保険の保険料の平均は?
◆自動車を保有するとかかる車検費用と税
◆車を持つことで、どの程度のコストがかかっている?
スポンサードリンク
一生もののお金の知識を身につけよう!
お金の知識は、すべての人に必要な知識です。しかも、一生ものなんです。
でも、難しいのが、何から手を付けたら良いかでしょう。お金の知識と言っても範囲が広すぎるので、どこから始めたら良いか分からないわけです。
そんな人におすすめなのが、ファイナンシャル・プランナーの知識です。FPと言われてるやつですね。
とりあえず、ファイナンシャル・プランニング技能検定の3級レベルの知識だけでも身につけておくと、日常生活でもかなり役に立ちます。わざわざ資格まで取る必要は無いと思いますけど。
率直に言って、これだけで十分なお金の知識が身につくとは言えません。でも、知らないよりはずっと合理的な判断ができるはずです。
ちなみに、ゼミネットというサイトを使うと、9,000円で20時間分の講義動画を繰り返し見ることが可能です。とりあえず、お金の知識を身につけたい人は、ぜひ使ってみてください。
あ、もちろん、興味があれば資格にチャレンジしてみるのも悪くないと思います。3級なら特に受験資格も必要ありませんし。

スポンサードリンク




